
便秘解消のための「ウンログ」というアプリが非常によくできていて、便秘じゃないのにハマってます。
使い方によってはダイエットにも役立ちそうです。最近は誰かに会うたびに紹介してます(笑)
無料アプリですが、広告が表示されない有料版もあります。
ウンログを知ったきっかけは開発者インタビューの記事
ウンログのことはSNSで流れてきた開発者インタビューを見て、知りました。
「うんことおっぱいしかなかった」人気アプリ開発者は語る -ASCII.jp
まずタイトルがおかしい(笑)読んでみると本当におもしろい。以下、インタビュー記事からの引用です。
── 最終的には人の縁が味方をしたと。とてもいい話なんですが、初めてつくるアプリに、どうして「ウンログ」を選んだんですか?
モチベーションを保てるのがうんことおっぱいしかなかったんですよ。
── 当時27歳ですよね?
はい。
── 「それで」の意味がまったくわからないですけど、リジェクト対象の話ならうんこもおなじです。よく通りましたね。
最初の申請は通ったんですが、アプリをアップデートしようとしたときにアップルからメールが来たんですよ。「我々は気づいてしまった……これはうんちだな?」
(中略)
── そもそもお通じを記録するアプリですしね。
がく然としてから、「そうだ、これはゴーストだと言おう」と思って。
── 何ですか?
これはうんこじゃない、日本のお化けだ。「ディス・イズ・ア・ジャパニーズ・ゴースト。ノット・プープ」。そう、つたない英語でメールを打ったんです。
なにこれ、バカ過ぎて超オモシロイw
ぜひ引用元の記事を見て欲しいんですが、開発者のニヤけた表情が宮藤官九郎さんっぽくて、引っ込み思案なのにちょっと人をなめた感じなのも最高。
うわこれ、おもしろそうだわって思ったけど、そのときはダウンロードしませんでした。人間の行動って読めないもんですよね。
自分自身が便秘ではないというのもあったかもですが。
NHKを見て思い出し、ウンログをダウンロード
再びウンログを思い出したのは、NHKの朝の番組を見ていたときのこと。
オープニングでウンログの画面が写ってたんですよ。
で、「ディス・イズ・ア・ジャパニーズ・ゴースト。ノット・プープ」のことを思い出して、そういやウンログがどんなアプリか知らないわと思って、ダウンロードしてみました。
そして使い始めた瞬間からドハマリ。アプリのダウンロード後は毎日記録しています。
ウンログはうんことおしっこの記録アプリ
ここまでアプリの説明をしていませんでしたが、ウンログは「うんこ」「おしっこ」の記録アプリです。
利用者(95%が女性)からの要望を受けて生理の記録機能も追加されたとのこと。
手入力ですが、他にも体重や体脂肪率、お肌の状態(3段階評価だけの簡単なもの)なども記録可能。
ウンログの画面はこんな感じ。かわいいゴーストのキャラクターですね(笑)操作はとても簡単。右上の「+」ボタンを押して、うんこやおしっこの記録をするだけ。

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右上のボタンを押すと「うん」「しー」「メモ」「カラダ」「生理」という選択肢が出ます。選択肢は変更できます。私は男なので生理のボタンは非表示にしています。

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「うん」を選んだところ。うんこの固さ、色、量を記録できます。ボタンを押したり、スライダーを動かすだけの簡単操作です。

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OKボタンを押すと匂い、おなかの張りの選択画面が出るので、選んでもう一度OKを押せば記録完了。

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ちなみに写真も撮れます。ちょっと抵抗がありますが、極度の便秘で通院しているような人にとってはよい機能なんじゃないでしょうかね。医師に見せたりするために使えて。
とまあ、こんな感じで簡単に、うんこやおしっこの記録ができてしまいます。
しかし便秘でもない私がなぜこのアプリにはまったんでしょうか。
ウンログにハマった5つの理由
私がウンログにハマった理由を自己分析してみました。
1.キャラクターがカワイイ
44歳(男)でカワイイもの好きですがなにか(笑)
ちょっと真面目な話、排泄の記録って通常はかなり抵抗がありますよね。大切だとわかっていても、それを行うための心理的な壁があります。
しかしウンログは、親しみやすいキャラクターを使うことで、そのような抵抗感を取り払ってくれます。
これなら軽い気持ちで記録してみようと思えます。
2.用語がおもしろい
排泄の記録をしやすくするため、用語にもこだわりが感じられます。
大便は「うん」、小便は「しー」という呼称に変換。量は「並盛り」「大盛り」などの表現で、最大の場合は「チョモランマ」になってます。
形状は次のような呼び方に。
- 小さく丸い便 → ころころ
- 硬い便 → かちかち
- 正常な便 → ぶりぶり
- 細い便 → ほそほそ
- 固体状の軟便 → ふわふわ
- 下痢に近い軟便 → どろどろ
- 下痢便 → びちびち
色も女子力高め?なカワイイ呼び方になっています。血便とか出たら、ハバネロ選んで喜んでる場合じゃないけど(笑)
- 白色 → マシュマロ
- 黄色 → レモン
- 赤茶色 → オレンジ
- 薄茶色 → かつおぶし
- 茶色 → カレー
- こげ茶色 → チョコレート
- 緑色 → もろへいや
- 黒色 → いかすみ
- 赤色 → ハバネロ
「かちかち」「カレー」「小盛り」のうんは、次のようなイラストになります。カワイイ〜(笑)

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3.操作が簡単でわかりやすい
ウンログは操作が直感的でとても簡単。煩わしさがありません。
タップとスライダー操作で記録するだけ。初めて使ったときに違和感なく、一通りの使い方がわかりました。
習慣化って苦手な人が多いですよね。最初は頑張るんだけど、いつの間にかやらなくなっちゃいます。
ウンログのような内容は自動化できてないので、本人が入力する必要があります。
それを続けてもらうためには、徹底的に操作しやすくすることが重要なわけですが、これって結構難しいです。
ウンログはそのあたりがよくできています。
4.ゲーム的要素をうまく取り入れている
いわゆるゲーミフィケーションというやつですが、面倒なことを続けやすくするために、うまいことゲーム的な要素を組み込んでいます。
例えば、いい感じでうんこが続くと、こんな隠れキャラとかが出てきます(笑)

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他にも色々な仕掛けがあり、今まで出たうんこは「ウンコレ」としてコレクションされます(笑)無意味なんだけど、思わずクスっとしてしまうユーモアのセンスが素晴らしい。

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記録した情報を簡単に確認でき、前回からどれぐらい時間が経っているかなどもわかります。
便秘の人は、出ていない間隔が徐々に縮まっていくのが具体的に示されると励みにもなるんじゃないでしょうか。
5.便秘解消のための機能も充実
おふざけばかりではなく、肝心の便秘解消に役立つ機能も充実しています。
私がウンログを高く評価しているのは、そのあたりをきっちり抑えているところです。
ウンログには次のような機能があります。
- うん、しーの記録(うんは写真撮影も可能)
- すっきり感、匂いの記録(うん)
- 切迫感・失禁・残尿感の記録(しー)
- うん記録時の豆知識表示
- 肌の調子、体重、体脂肪率の記録
- うん、しーのリスト、タイムライン、マップ表示
- うん、しーの間隔、回数
- 記録した情報のカレンダー表示
- 匿名のチャット機能
- 美腸コラム
- 簡易レポート
- 折れ線グラフ
- ショップ(便秘解消のためのサプリや食品、グッズを販売)
上記の機能は、なんとなく搭載したのではなく、それぞれに考えられています。
例えば匿名のチャット機能。SNS感覚で気持ちをつぶやいたり、情報共有したりできます。

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便秘の苦しみって中々人にはいえないと思うので、こういうところでつぶやくだけでも息抜きになりそう。
ウンログは便秘解消だけでなく、ダイエットにも使えそう
便秘解消が主目的のアプリですが、ダイエットにも使えそうです。
ダイエットするときに重要なのが「食事」「運動」「睡眠」といわれますが、それと並んで重要なのが「排泄」です。
便秘が続くということは、新陳代謝がうまくいっていないことの現れでもあるので、その状態では運動効果も低くなるし、お腹に溜まったものが多ければ正確な体重もわからなくなります。
個人的にダイエットに活用できそうだと思っているのが、うんと体重を折れ線グラフで表示する機能。
うんは大きさや色など記録した内容によって「ポトン」という単位で評価されます。
そのポトンの情報と、手入力した体重が同じ折れ線グラフ上で表示されます。

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うんの出方と体重の相関関係を見て、食事の質や量を調整できたりしそうです。
ちょうど最近ダイエットをはじめたところなので、活用していこうと思ってます。
ウンログの秀逸さが伝わりましたかね。無料のアプリなので、まずはダウンロードしてみるとよいですよ。(iPhoneとAndroid、両方に対応しています。)
ウンログ「毎日すっきり健康に」
ウンログは「毎日すっきり健康に」をサポートします。アプリ/WEBメディア/健康食品/腸内フローラ解析を活用して、腸内環境を良くするアドバイスをします。